応用情報技術者試験合格体験記

令和2年度10月試験にて、応用情報技術者試験に合格しました。

後輩に勉強方法を伝授するための自分用の備忘録として記しておきます。

 

・受験動機

令和元年秋に情報セキュリティマネジメント試験を会社指示で受験しました。
その過程でITの知識が足りていないことを自覚し、上位試験である応用情報技術者試験を受験し知識の充填を行おうと考えました。
実際は、会社から祝金がもらえるからというものが大きいです。

 

・コロナ禍

本来は令和2年春に受験予定でしたが、感染対策により試験が10月に延期となりました。
おかげで十分に勉強時間を確保することができました。

 

・勉強方法

午前試験も午後試験も下記のサイトを中心に不明点をWebで調べるという方向で進めました。

www.ap-siken.com

午前試験について

上記サイトの過去問道場を直近1年より前の試験分について繰り返し行いました。直近1年分は試験にでないという暗黙のルールがあるようです。
IPAの試験の特徴として、午前問題は過去問と全く同じまたは類似の問題が頻出するので午前問題は過去問を繰り返し学習することが合格の近道です。直近5年分を3周するぐらいのイメージです。1回目は答えを理解しながら2回目以降は暗記する勢いで学習しました。
2周目からはちょっとした時間があればできるので通勤電車の中ではかどります。1回目も電車の中でできますが、分からずに調べたいときにスマホでは検索効率が落ちるので1回目も電車で行うときは分からない問題は後回しにしました。

午後試験について

午後は、選択式です。11問から5問選びます。その中で情報セキュリティ分野は必須のため、実質下記の10問から4問を選びます。

・経営戦略
・プログラミング
・システムアーキテクチャ
・ネットワーク
・データベース
・組込みシステム
・情報システム
・プロジェクトマネジメント
サービスマネジメント
・システム監査

技術系の私は、プログラミング、システムアーキテクチャ、ネットワーク、データベース、組込みシステム、情報システムの6問を事前に勉強しておき、試験中にどの問題を選択するか決めました。
勉強方法は、午後試験もやはり上記サイトの過去問です。同じ問題を2回以上やります。
とりあえず1問20分程度目安で解きます。分からない設問があればすぐに答えや解説を見て理解することに重きをおきます。よくわからないものはWeb検索です。
1回目はしんどいですが、2回目からはサクッと進みます。分からなかった問題は忘れてしまっても検索時間がすごく短くなります。1問15分かからず解けるようになります。(同じ問題なので当たり前ですね、、)

 

・勉強時間

基本的には会社のデスクで、始業時間の40分前ぐらいに自席について、20~30分ほど上記サイトにアクセスして勉強です。あとは通勤電車内で10分程度。
平日に30分、休日1時間を目安に、月15時間が勉強時間の目標です。これぐらいにしないと続かないです。仕事の波もあるのでこれぐらいでも目標通りいかないのが社会人です。
コロナ禍ということもあり勉強期間8か月確保できたのでトータル100時間程度時間をさけたと思います。

 

・試験前日~合格発表

いわゆる一夜漬けの詰め込み勉強せずに挑みます。
試験当日に証明写真を撮り、試験会場に向かう電車の中で受験票に貼り付けます。ギリギリに行う意味はないですが、いつもこういうルーチンになってます、、笑

試験当日は午前終了後に、とにかく点数が気になってWebの掲示板で自己採点しがちです。やっても試験結果にかかわらないので意味ないんですけどね。

午後試験は、その場で必死に問題を選択します。難易度を瞬時に判断するのは難しいので実際に本文を少し読んで問題を解きます。5分弱ぐらいで詰まってしまう雰囲気を感じたらその問題を選ばないようにします。タイムロスになりますが、それぐらい時間使わないと選ぶのは難しいです。
結局、以下の5問を選びました。
・情報セキュリティ
・プログラミング
・システムアーキテクチャ
・データベース
・組込みシステム開発


で、結果は

午前得点 82.50点

午後得点 67.00点

でした。