情報処理安全確保支援士試験合格体験記

令和5年度春期情報処理安全確保支援士試験に合格しました。

後輩に勉強方法を伝授するための自分用の備忘録として記しておきます。

 

・受験者のスペック

・大学院卒(デバイス系研究室、情報系は授業で少し...程度)
・セキュリティ系の業務経験はほとんどなし
・令和2年に応用情報技術者試験合格

 

・受験動機

令和4年春にネットワークスペシャリスト試験に合格しました。その流れで
・午前Ⅰ試験が免除になる
・業務に必要な知識を得たい
・論文形式ではない
・会社から祝金がもらえる
という理由で受験することにしました。

令和5年に初受験で1発合格でした。

 

・勉強方法

午前Ⅱ試験について

下記のサイトで平成21年以降の過去問を2回連続正解になるまでやりこみました。
応用情報と違って問題数が少ないので比較的楽にできます。最初の1回目はWebで調べながらです。

www.sc-siken.com

答えを覚えてしまえば100問連続正解ぐらいまでいけます。そこまでやる必要はないですが自分の場合は令和4年度にネットワークスペシャリスト試験で同種の問題を理解していたためその分の貯金が大きかったです。

 

午後試験について

まずはitecから発売している『情報処理安全確保支援士「専門知識+午後問題」の重点対策』に記載の重要な過去問を抽出しました。

専門知識や重要用語などを重点におくよりも過去問を解きながらそれらの知識や用語を覚えていくほうが効率的です。書籍に記載のある重要な問題を2周行いました。データベーススペシャリストと違ってより多くの問題を解くことを意識しました。深い理解よりも浅く広いイメージです。

ネットワークスペシャリストの知識がそのまま活かせたので、あまり困るようなところはありませんでした。そして試験時間も比較的ゆとりがあるため時間の意識も必要ありませんでした。

 

・勉強時間

基本的には会社のデスクで、始業時間の40分前ぐらいに自席について、20~30分ほど上記サイトにアクセスしたり過去問pdfで勉強です。あとは通勤電車内で10分程度。

平日は2日間かけて午後Ⅰを1問、午後Ⅱは5日間かけて1問解くペースで行いました。試験1か月前からは土日に午後Ⅱを理解するようにしました。午前Ⅱはある程度勉強すれば通勤電車のみで片づけるようにします。

ネスペでベースの知識があったため、トータル100時間程度の時間で片付きました。

 

・試験前日~合格発表

いわゆる一夜漬けの詰め込み勉強せずに挑みます。
試験当日に証明写真を撮り、試験会場に向かう電車の中で受験票に貼り付けます。ギリギリに行う意味はないですが、いつもこういうルーチンになってます、、笑
応用情報、ネスペ、そしてデスペの時と同じです笑

午後の選択問題については、試験時間に余裕があるため問題文と設問をみて自分が苦手だと思った問題を選択しないようにしました。10分ぐらいかけて問題を選別しても時間的には余裕がありました。

 

で、結果は

午前Ⅱ 88.00点

午後Ⅰ 88点

午後Ⅱ 85点

でした。